随筆

冬期休暇にはいってもう一週間がたつ。やり遂げたことといえば、一ヶ月前から読み始めた『ノルウェイの森』をやっとこさ上巻読みきったこと、ぐらいだろう。我ながら、自己の非生産性というものに呆れること然りなのだが、そんなものは薬にも食べ物にもなら…

やあ。オオガミだ。貴様らは元気か?僕は欝である。テストだ。中間考査だ。どこのどいつだこんなろくでもないものを考え出したのは。古代の中国人か?ファック。科挙なんかやってる暇あったら稲育てろボケナス。ところで、その学力検査みたいなものは来週の…

頼むから。頼むからもう電話をするな。メールを送ってくるな。俺は唯、久しぶりの自由な一日、そう、たった一日。俺は本屋に行って適当な文章に金を払い、それを楽しみたいだけなのだ。貴様らの言わんとすることは解る。貴様らも暇なんだろう?そしてその暇…

唐突に幕を開けた騒々しい日々。原因は合唱祭である。合唱祭というのは、阿呆のような顔をしながら大きな声で歌を歌った後、そのままの調子でデニーズ等のFamily Restaurantにブッコミをかまし、目を覆わんばかりのドンチャン騒ぎを繰り広げ店員の顔を苦痛に…

夏休みは終わった。これは完全に事実であり、揺るぎようの無い真実であり、誰の目から見ても明らかな公理である。しかしながら、我が目の前には依然として夏休みの宿題がつまれているのもまた事実であり、何故夏休みは終わったのに宿題はサドンデス突入する…

相も変わらず宿題が終わらない。例えば今日は宿題の山を前に重度の病の振りをしその後昏睡、それによってどこからともなく現れるであろう勤勉なる小人どもによって宿題が片付けられてグヘヘ残り一週間の穀潰しライフ一丁上がり、という完璧とも思える謀略を…

諸行無常とはよく言ったもので夏休みも後十日である。ところで宿題が面倒である。夏休みの宿題である。思い起こせば幼少の頃(8歳ごろ)より8月の後半に良い思い出が無い。例えば小学五年生の頃、読書感想文が必須であった。今考えるとこの宿題を出した教師…

自室篭城をまるでタングステン鋼の如し堅牢なる意志でもって敢行していたわけなんですけれども、突如として現われし侵入者に部屋の秩序は乱された。名を弟という。ドアを必死の形相で開けたかと思えば風の如しスピードで以って我が宮殿へと足を踏み入れよう…

友人が僕にFate/stay nightを貸したのが先月だったならば、僕が友人にひぐらしのなく頃にを貸したのは二日前のことだっただろうか。今までもダ・カーポとかいう小説(18禁)を家に堂々と持ってきてたり、事あるごとに僕にさまざまなデータ(ダメ人間の素)を授…

夏休みなのに学校。補習授業。暑苦しい教室。茹った脳味噌はフル回転させても中学生レベルの英語の例題すら解けない。わからない。これ難しすぎ。でも心の深淵から声は語りかける、「多分中三のときだったらハナクソほじりながらでも解けてる」。頭蓋骨中の…

学校で大掃除という名の聖戦(ジハード)が勃発したとの情報を聞いた僕は脊髄反射で学校をサボる事を決意したわけですが、どういうわけか気がつけば昇降口で上履きに履き替えているのでした。普段登校を自動操縦に任せているツケがこんなところで回ってきたわ…

現在水曜深夜一時。正確にいうなれば木曜の午前一時。自室のテレビは限りなくポジティブなアニソンを垂れ流し、僕は限りなくネガティブに自分の生き様を考える、そんな時間帯。考えることといったらもう既に何かプログラミングされてるんじゃないかってぐら…