友人が僕にFate/stay nightを貸したのが先月だったならば、僕が友人にひぐらしのなく頃にを貸したのは二日前のことだっただろうか。今までもダ・カーポとかいう小説(18禁)を家に堂々と持ってきてたり、事あるごとに僕にさまざまなデータ(ダメ人間の素)を授けていったりして、比較的高水準のクオリティをまざまざと見せつけてくれた彼ですが、どういうわけか世間様での評価は僕と同じぐらいだそう。この僕と世間とのジェネレーションギャップを埋めるには最低でもドラえもんの発明を待たなければならないともっぱら噂ですがそれはさておき。貸したその日のうちにディスクを返しにきた彼。きちんと紙袋に包んでくれている辺り、彼のわずかばかりの心遣いが垣間見れます。そしてオープン。ひぐらし自体が別の友人からの借り物なので安否を確かめねばなりません。ふむふむ、どうやら大丈夫そうだゾ。ディスクを取り出してもまだ袋には重み。何かが入っている・・・?何だ・・・?意を決し取り出すと出てきたのは月姫(コミック版)。Fateの次は月姫かよ!とツッコミを入れようとした瞬間にそういえば彼の前で自分が「月姫やりてーなー」と虚ろな目をしてぼやいていたのを思い出したのだから始末に悪い。とりあえず感謝する。感謝感激雨霰。

こういうドッキリプレゼントで思い出すは昨年の秋の夕暮れ。発端は友人(上記とは別)が帰り際にネギま!の単行本1,2,3巻を机にそっと置き去りにし、あろうことか感想文を要求し始めた事に遡る。読まないと目を覆わんばかりの惨劇(パワプロのサクセス選手全消し)を勃発させるとのこと。コワイコワイコワイヨコノヒトコワイヨ。というわけで読む。ページをめくる。なんですかこの萌え漫画。自己嫌悪に陥る。ワガハイドウシテコンナマンガヨンデルデスカ?シラネーヨ。我輩て。一人称が変わり日本語が片言になる呪い。知らないっつっても今まで僕が守ってきた何か大切なものが欠けた気がしたのは事実。それは「パソコンヲタクにはなるかも知れんけどアニヲタにはならん!」という若き日の僕の小さな小さな決意であったのかもしれない。まあ今でも直球勝負なブツには頭を抱えて逃げ出すあたり、まだ改善の余地はありそうなのが救いか。というかどうでもいいからこの終わりなき二次元地獄から誰か助けてください!(まほらばの単行本を抱えながら)(森山未来)(ちょっと古いよね)(存在しててごめんなさい)


ところでラジオやるかも。詳細は後日。